AI制作物の公開前監査サービス「kunkun(くんくん)」を提供開始しました

株式会社Letierは、WebサイトやLP、Webアプリを公開前にAIが200項目以上チェックする監査サービス「kunkun(くんくん)」の提供を開始しました。URLまたはファイルを登録するだけで、セキュリティ、SEO・LLMO、表現リスク、デザイン、コード品質、タグ・計測の6カテゴリを横断的に診断し、問題点から具体的な改善方法、AIで修正するためのプロンプトまで提示します。

AI制作物の公開前監査サービス「kunkun(くんくん)」を提供開始しました

株式会社Letierは、2026年4月1日、Webサイト、ランディングページ、Webアプリなどの公開前監査サービス「kunkun(くんくん)」の提供を開始したことをお知らせいたします。

kunkunは、URLの入力または制作ファイルのアップロードだけで、Webコンテンツに潜む問題をAIが横断的にチェックするサービスです。

セキュリティ、SEO・LLMO、表現リスク、デザイン品質、コード品質、タグ・計測の6カテゴリ、200項目以上を対象に監査を行い、最短1〜3分で診断結果を提示します。

サービスURL:
https://kun-kun.jp

AIで作れる時代に必要な「公開前チェック」

生成AIやAIコーディングツールの普及により、専門的なプログラミング経験がなくても、WebサイトやLP、Webアプリを短期間で制作できるようになりました。

一方で、AIによって制作されたコンテンツには、人間が見ただけでは気づきにくい問題が含まれている場合があります。

例えば、APIキーや機密情報の誤公開、計測タグの設定漏れ、検索エンジンや生成AIに理解されにくい構造、不適切な広告表現、スマートフォン表示の崩れ、保守性の低いコードなどです。

画面上では問題なく動いているように見えても、セキュリティ、法令、集客、運用の観点では、公開後に大きな問題へつながる可能性があります。

kunkunは、AIによって「作ること」のハードルが下がる一方で、「正しく確認すること」のハードルが残っているという課題を解決するために開発しました。

6カテゴリ・200項目以上を横断的に監査

kunkunでは、AIによるWeb制作やコンテンツ制作で発生しやすいリスクをもとに、6つの専門カテゴリで監査を実施します。

セキュリティ

APIキーや認証情報の露出、個人情報の漏えいにつながる実装、危険な公開設定、外部サービスへの不適切な依存などを確認します。

SEO・LLMO

ページタイトル、メタディスクリプション、見出し構造、構造化データなどを確認し、検索エンジンや生成AIから正しく認識されるための課題を診断します。

表現リスク

誇大表現、誤認を招く表現、景品表示法や薬機法などへの抵触が懸念される記載を確認します。

デザイン品質

スマートフォン表示の崩れ、余白や文字サイズの不統一、視認性の問題、AI制作物に生じやすい不自然なUIやデザイン上の違和感を検出します。

コード品質

コードの保守性、構造上の問題、重複実装、将来的な更新や機能追加を難しくする要因などを確認します。

タグ・計測

Google Analytics 4、Googleタグマネージャー、広告計測タグなどの設定状況を確認し、計測漏れや不適切な実装を診断します。

これらのカテゴリを個別に確認するのではなく、一つのサービス上でまとめて監査することで、公開前に確認すべき課題を効率的に把握できます。

問題の指摘だけでなく、修正方法まで提示

kunkunの特長は、問題点を検出して終わるのではなく、実際の修正につなげるための情報まで提示することです。

診断結果では、主に次の内容を確認できます。

  • 何が問題なのか
  • どの箇所に問題があるのか
  • なぜ修正する必要があるのか
  • どのように修正すればよいのか
  • AIに修正を依頼するためのプロンプト

AI制作ツールに修正プロンプトを入力することで、専門知識がない方でも、診断結果をもとに改善を進められます。

kunkunは、問題を見つけるだけの診断ツールではなく、問題の発見から修正までを支援する「直す力」を備えた監査サービスです。

URL監査から専門家による人間監査まで対応

kunkunは、必要なタイミングで利用できる買い切り型のサービスです。月額契約を前提とせず、Webサイトやアプリの公開前、広告配信前、リニューアル後など、確認が必要なタイミングに合わせて利用できます。

URLを入力して診断するURL監査のほか、制作ファイルを直接確認するファイル監査、GitHubと連携するGit監査、エンジニアや各分野の専門家が確認する人間監査を提供します。

AIによる簡易的な確認から、重要なプロジェクトにおける専門家の最終確認まで、制作物の内容やリスクに応じて監査方法を選択できます。

「作れるけれど、公開してよいか分からない」を解決する

kunkunの開発は、当社に所属するインフルエンサーから寄せられた、「AIでプロモーション用のWebサイトを作ったが、このまま公開して大丈夫か分からない」という相談がきっかけでした。

AIの進化によって、アイデアを形にする力は多くの人に開かれています。

一方で、制作したWebサイトやアプリが、安全性、法令、集客、計測、運用の面で問題ないかを判断するためには、依然として複数分野の専門知識が必要です。

株式会社Letierは、AIによって生まれる新しい創造性を制限するのではなく、安心して世の中へ公開できる環境を整えることが重要だと考えています。

kunkunを通じて、AIで作ったからこそ発生する問題をAIで発見し、AIを使って修正できる体験を提供します。

今後について

今後もkunkunでは、生成AIやAIコーディングツールの進化、セキュリティリスク、法令や広告表現、SEO・LLMOの変化に合わせて、診断項目と監査ロジックを継続的にアップデートしてまいります。

Webサイトやアプリを作ることが、限られた専門家だけのものではなくなるなかで、誰もが安心して自らのアイデアを公開できる環境を目指します。

株式会社Letierは、AIによる「作る喜び」を「公開できる安心」へつなげるサービスとして、kunkunの機能と診断精度の向上に取り組んでまいります。